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2018年09月06日
スタッフほのぼの日記
愛犬ビックの歯石取り~その2~

昨日に続き今回は麻酔~歯石除去の工程を紹介します

【麻酔~歯石除去】

1歯科レントゲン

まずは歯科レントゲンを撮ります

目では見えない歯根が大丈夫かどうかレントゲンを撮ってチェックします

(もし歯根に隙間があったり、歯根が折れていれば抜歯をしないと今後トラブルになります)

ビック君の犬歯4本とも欠けていました。昔ヒズメのガムを与えていたのが原因だと思います。

硬いガムは歯を欠けさす恐れがあるのでみなさんも気を付けてください!

欠けている歯はレントゲンでしっかりチェックしました。

歯の色も正常。歯根、歯髄も大丈夫でした。

歯科レントゲンは歯根をしっかり映し出さないといけないので撮るのは非常に難しいです。

ビック君は歯根ともども綺麗でした。

(麻酔導入からここまでの工程で約45分かかりました)

そしてようやく処置に…

2歯石除去処置

丁寧に歯のエナメル質を傷つけないようスケーリングをします  

            ↓

歯肉ポケットチェック:歯と歯茎の間が正常がどうかをみます

(ビック君の歯石がついていた奥歯の歯周ポケットは正常でした。)

            ↓

ルートデブライメント:歯周ポケット内の歯根に付着した歯石やプラークを丁寧にとります

            ↓

最後の仕上げに

ポリッシング:歯面の細かい凸凹を研磨し、歯石をつきにくくします

歯がつやつやしてきれいになります

以上が歯科処置の工程です

 

麻酔導入から歯石除去処置までビック君は約1時間45分かかりました

8歳のビック君の歯の状態は軽度の歯石でした。

(重度の子は3時間以上かかります!)

早期にやれば抜歯する歯もなかったり、処置事態が早く終わるので麻酔のリスクも少なく、かつ歯からつながる体への健康被害も少なくなります。気になる口臭もなく過ごせます。

少しでも口臭や歯石が気になっているわんちゃんねこちゃんがいる方は、ぜひご相談ください(^_-)

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