2018年09月22日
はじめまして!
9月から新しくグリーンペットクリニックでお世話になる事になりました。秋永です。
今日からブログに参加させて頂きます。
今後病院でご挨拶する事も多くなるかと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!
さて、本日は病院犬のQちゃんについての記事です。
私達の病院には三匹のワンちゃんが動物スタッフとして働いているのですが、スマートで身軽なトイプードルのPちゃん、元気活発で筋肉質なヨークシャテリアのだいごろうくんとは打って変わって、穏やかで優しい性格のQちゃんはお尻がモチモチ…。最近お腹周りのお肉も気になり始めました。
「モチモチワワと言わないで!」
今後の事も考え、最近は食事とお散歩で減量中です!
だから今だけ、皆とは食事もお散歩も別メニュー!
皆さんもお家の可愛い我が子達に甘えられるとついついいつも以上にお菓子を上げてしまったり、強請られると強く拒否できない方だっていらっしゃると思います。
分かります!分かりますよ!本当はお腹いっぱい美味しい食べ物をこの子に食べさせてあげたい!この子に甘えられたい!これも親心ですよね。
でも人間同様、肥満は万病の元。重い体重を支える為に関節を痛めたり、心臓にだって大きな負担が掛かります。いざ大きな病気を患って手術が必要になった時だって、麻酔のリスクが高くなったり、脂肪が邪魔して安全な手術が行えない!なんて事になったら一大事ですよね。
人間でもよく話題に上がる事ですが、少しでも長い健康寿命を飼い主様とペットちゃんが一緒に楽しく過ごせるように、私達は願っております。
ワンちゃんネコちゃんのお食事の事など、気になるの点があればいつでも気軽にご相談下さいね。私達も一緒に頑張りますよ!
Qも頑張る!
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2018年09月15日
こんにちは、看護師の大森です。
だいぶ秋らしい気温になってきましたが、
天気が悪い日が続いておりますね。
季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期になりますので、
動物たちもそうですが、飼い主さん方もいつも以上に体調管理にはお気を付けください。
先日、涼しい気候になったので、病院犬たちをお散歩に連れていきました!
Pちゃん、Qちゃんは我先にとばかりに私たちを引っ張っていくのですが、
ゴロウくんはあまりお外には慣れていないので、歩くペースもゆっくりで、
挙句の果てには……
こんなところでストップして、しばらく動きませんでした。
字を理解していたのか、びっくりしましたΣ(゚Д゚)!!
この黄色のラインには何か魔法がかかっていたのでしょうか…
以上、みんなのお散歩編でした。
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2018年09月14日
こんにちは。院長の古森です。
今月はほぼ雨ですね。地元の言葉で言うと
「しろしかー」
です。
さて、昨日は大阪でセミナーがあったので参加してきました。
JBVP大阪レクチャーシリーズと言って、テーマ毎にこれまで皮膚科・整形外科・内科と様々な内容で行われます。始まるのが夜の9時からなので普段の診療が終わってから行けるのはとても助かります。
今回のテーマは軟部外科シリーズの胆嚢疾患でした。色々と勉強になりました。
医療は絶えず進歩していっているので、僕らも常に新しい情報をGETしてレベルアップしていかなくちゃと感じました。
帰りにライトアップされた大阪城が見えました。
きれいですね。
あんまり写真じゃわかんないですね。
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2018年09月06日
昨日に続き今回は麻酔~歯石除去の工程を紹介します
【麻酔~歯石除去】
1歯科レントゲン
まずは歯科レントゲンを撮ります
目では見えない歯根が大丈夫かどうかレントゲンを撮ってチェックします
(もし歯根に隙間があったり、歯根が折れていれば抜歯をしないと今後トラブルになります)
ビック君の犬歯4本とも欠けていました。昔ヒズメのガムを与えていたのが原因だと思います。
硬いガムは歯を欠けさす恐れがあるのでみなさんも気を付けてください!
欠けている歯はレントゲンでしっかりチェックしました。
歯の色も正常。歯根、歯髄も大丈夫でした。
歯科レントゲンは歯根をしっかり映し出さないといけないので撮るのは非常に難しいです。
ビック君は歯根ともども綺麗でした。
(麻酔導入からここまでの工程で約45分かかりました)
そしてようやく処置に…
2歯石除去処置
丁寧に歯のエナメル質を傷つけないようスケーリングをします
↓
歯肉ポケットチェック:歯と歯茎の間が正常がどうかをみます
(ビック君の歯石がついていた奥歯の歯周ポケットは正常でした。)
↓
ルートデブライメント:歯周ポケット内の歯根に付着した歯石やプラークを丁寧にとります
↓
最後の仕上げに
ポリッシング:歯面の細かい凸凹を研磨し、歯石をつきにくくします
歯がつやつやしてきれいになります
以上が歯科処置の工程です
↓
麻酔導入から歯石除去処置までビック君は約1時間45分かかりました
8歳のビック君の歯の状態は軽度の歯石でした。
(重度の子は3時間以上かかります!)
早期にやれば抜歯する歯もなかったり、処置事態が早く終わるので麻酔のリスクも少なく、かつ歯からつながる体への健康被害も少なくなります。気になる口臭もなく過ごせます。
少しでも口臭や歯石が気になっているわんちゃんねこちゃんがいる方は、ぜひご相談ください(^_-)
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2018年09月05日
こんにちは。看護師の鳴瀧です。
昨日の台風、みなさんは大丈夫でしたか?
先日、麻酔をかけて愛犬の歯石除去をしました。
8歳(シニア)オスのパピヨンのビック君です。
普段のデンタルケアは、ときどき歯ブラシと歯石が気になりだしてから病院用のデンタルガムを与えてました。
歯ブラシは嫌がるので苦戦しながらやっていました。
歯石除去をしたきっかけは、とくに口臭とかはなく前歯などはすごく綺麗だったんですが、奥歯に歯石がたまり、歯茎がやや赤くなっていたからです。
シニアにも入り、麻酔のリスク、早めに歯の状態をよくしてあげようと考え処置を行いました。
わたしたちがいつもしている麻酔前から麻酔~歯石除去の流れをざっくり紹介します
【麻酔前~麻酔】
まず、今年から導入した手術当日に①リキッドを飲みました。
↑リキッドを飲んでいる動画です
ビック君は美味しく飲んでくれました。
リキッドのおかげで空腹時のイライラがなかったです。笑
一緒に出勤し、午前中に②術前の血液検査をおこないました。
(年齢、病歴により血液検査項目は変わります。)
検査に問題がなかったので外来の患者さんが止まる時間に処置を開始しました。
全身の状態をよくするため、③静脈点滴をしながら麻酔に入りました。
【麻酔~歯石除去】についてはまた後日更新します!
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